マイナタッチにてマイナンバーカードの読取りが行なわれる際、

【カードの券面情報の読取り結果を用いて、ICチップの中から顔写真情報を取得する】ようになっておりますが、

この動作が正常に行なえていない可能性がございます。

 

◆管理コンソールにOCR読み取りに失敗と出ている場合

 

◆管理コンソールに顔写真情報取得処理(0x04000019)と出ている場合

　・復帰値：0x04000011　⇒　あと1回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000012　⇒　あと2回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000013　⇒　あと3回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000014　⇒　あと4回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000015　⇒　あと5回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000016　⇒　あと6回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000017　⇒　あと7回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000018　⇒　あと8回の失敗でロックされます
　・復帰値：0x04000019　⇒　あと9回の失敗でロックされます

　本人確認時において、顔認証を行う上で必要となるマイナンバーカード券面に印刷された生年月日6桁、
　有効期限の西暦4桁及びセキュリティコード4桁の計14桁の数字を読み取ってカードリーダーで読み取ったICの情報と

　照合する際に、券面から取得した情報とカードリーダで読み取ったICの情報が一致しない場合に発生します。

　10回連続で失敗してしまうとそのカードは照合番号Bのロックの状態になってしまいます。

 

 

上記２つのエラーはマイナンバーカードの券面情報取得が関連しており、下記５つが主な原因となります。

①券面に汚れが付着している。

②券面の印刷文字が薄れてしまっている。

③券面を覆うようなケースに入っている(交付時付属の透明なビニールのフイルムケースも含みます)。

　⇒ 読み取り口のLED光を反射して券面記載事項などが読み取れなくなるため。

　　

④マイナタッチのカード置き場に光が入ってしまい、光度に著しいバラつきが生まれたり、カードに反射してしまう。

⑤マイナタッチで券面を読み取る際の光度が暗すぎ、または明るすぎて券面の文字を認識できない。

 

①②③はマイナンバーカードの状態をご確認ください。

④はマイナタッチに直射日光が当たったりしていないか設置環境を調整いただく必要があります。

⑤が原因の場合は、マイナタッチに同梱されております調光カード（OCR読取り調整カード）を使用し、

以下の調光設定をお試しいただくことで改善致します。

　※調光カード（OCR読取り調整カード）は、保守契約周りの書類や覗き見防止フィルムと

　　同じ袋に同梱されております【白いカード】です。

　※設置場所を変更するなどで、周囲の明るさが変わってしまった場合もこちらの対応を行う必要がございます。

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■調光設定手順　※同様の手順はマイナタッチ運用マニュアルにも記載がございます

　①マイナタッチ本体の電源を入れて下さい。

　　※現在すでに起動中の場合は、一度電源を落とし、入れ直してください。

 

　②電源ONから15秒程経過しますと画像のような画面が表示されますので、

　　上部の［調光設定］をタッチして下さい。

　　

 

　③設定準備のための画面が30秒間表示されますので、お待ちください。

　　（画面下部にて「準備完了までxx秒」とカウントされます）

　　あわせて、お手元に調光カードのご準備をお願い致します。

 

　④設定準備が完了しますと「テストカードを置いて下さい」と表示されます。

　　カード読み取り部に調光カードをセットして頂き、続けて［調光開始］をタッチして下さい。

 

　⑤レベルを変化させながら、マイナタッチ側で自動調整が行なわれます。

　　（画面下部にて「レベルxxでスキャンしています」と表示されます）

 

　⑥自動調整が完了しますと「レベルをxxに調整しました」と表示されますので、

　　［←終了する］をタッチして頂き、設定完了となります。

 

　⑦ ②の画面に戻りますので、そのまま受付画面に自動遷移するまでお待ちください。

 

　⑧改めてマイナンバーカードの読取りをお試しください。

・カード差込口の上を覆って外光が差し込まないようにして、カードの読み込みを試す。

・改善するようなら、差しごみ口の上に庇のようなものを作ってみる、設置場所を変える。

 

　※関連FAQ

　　・マイナタッチの設置場所を変更したとき

　　・同梱品（付属品・書類）を紛失してしまった